叔母からのご相談で姪の統合失調症により障害基礎年金2級が遡りで認定されたケース

相談に来られた状況

静岡新聞の広告を見つけられた叔母様からお問い合わせいただきました。当初ご本人と叔母様とでご相談に見えました。平成10年頃から会社の人間関係でパニック症状を起こしたのがきっかけです。結婚もし、子育てもしたが、夫婦関係や子育てに対する不安により症状が悪化した。離婚も経験し、生活もあったので仕事にもいろいろついたが長続きせず、転職を繰り返すうちに強い倦怠感、不眠、頭痛、吐き気などにおそわれるようになり、現在は無職。体調不良で救急で運ばれることも発生し、今の状態では就労困難で、障害年金に頼れないかというご相談でした。

杉山社労士の見解

症状の経過、ご本人とお会いしてお話を聞いている感じから、通常の状態と違うという感触を得ました。
叔母様との会話も十分にコミュニケーションがとりづらい状況等もありましたので内容から総合的に判断して申請は可能だと判断しました。

受任してから申請までにやったこと

認定日請求の可能性を検討

症状が長期にわたって続いており、状態に大きな変化がない感じでしたので、認定日請求ができないかを検討しました。

医師に診断書の作成が可能かどうかの確認

病院の通院歴を見ると当初から同じ病院に通院していることがわかりましたので、医師が変わっているという状況はありましたが、今の医師に当時の診断書の作成が可能かどうかを確認してもらいました。

申立書の作成

遠方の方でしたので、ヒアリングの時間を集中して取る必要がありましたので、ご本人の体調の状態に合わせて静岡まで来ていただきました。ご本人も少し大変だったと思いますが、記憶を整理していただき、忠実に申立書に状態を反映できるように対応しました。

結果

年金機構側と何度書類のやりとりがあり少々時間がかかりましたが、障害基礎年金2級が認定になりました。遡及請求が認められ、4年半ほどの年金額を受け取ることができ、ご本人も喜んでいらっしゃいました。

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