脳脊髄炎により障害厚生年金3級が認定され、年間約60万円の年金が受給できた事例
相談に来られた状況
当センターのホームページを見られてご本人からお問い合わせのお電話をいただきました。日常生活でご不自由感が強いということで、お話を伺うことになりました。
杉山社労士の見解
ご来所いただいた時にも杖歩行で安定感がなく、ぎこちない感じがありましたので、申請の可能性はあると判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
ご本人から2回にわたり詳細をお聞きしました。ご本人が国名に治療の記録をとっていらっしゃいましたので、ヒアリングはとてもスムーズに行うことができました。
診断書の作成
ちょうど初診から1年6か月に差し掛かるところでしたので、認定日請求をする方針で診断書の作成を病院にお願いしてもらいました。
申立書の作成
ご本人からつぶさにヒアリングをさせていただき、申立書を作成させていただきました。
結果
請求書を提出して3か月で障害厚生年金3級が認定になり、年額約60万円を受け取ることが出来るようになりました。
留意点
診断書は、医師の目線での情報しか伝わらないため、申請時に提出するもうひとつの病歴就労状況申立書で、どのくらい日頃の不自由な点が説明されているのかが重要です。普段の短時間の診察のみでは、日常のことが伝わらず、診断書が軽めに出来上がってくる恐れもあります。可能な限り主治医に不自由な点は伝えることも必要です。